1Oct
「もっと効率のよい美しいペダリングをするためにはどうすればいいのだろうか?」
ロードバイクを手に入れる以前の話です。そのころはクロスバイクのSIRRUSスポーツに乗っていました。少しでも速く遠くへ走れるようになりたくて、効率のよいペダリングを身につけるためにはどうすれば良いのかよく考えていたものでした。
「引き足が上手になる」という噂を聞いては、ペダルにハーフクリップも付けてみたこともあります。ある程度は効果があったように感じました。でも、ハーフクリップを付けることよりも、もっともっと大事なことがあることに、ロードに乗るようになって気がついたのです。
ダメなペダリングの見本は常に目の前にある
美しいペダリングをしている自転車乗りってあまり見かけませんが、ダメなペダリングをしている自転車乗りは山のようにいます。
もっともわかりやすいのが、ママチャリに乗っている人たちです。
彼らには共通の癖があります。それは常にカカトが上下していると言う事。ペダルが0時の方向から6時の方向へ踏み込むときは、必ずカカトが下がります。そして6時から0時の方向へ足をあげるときは、必ずかかとが上がるのです。これはママチャリ乗り共通のペダリングで、アンクリングって言います。
体からペダルに力を伝える際に、カカトがふにゃふにゃ動いて無駄に力を逃してしまっているのです。
このことに気が付かない限りは、いくらクロスバイクにハーフクリップを付けてもあまり意味が無いし、ロードにビンディングを付けても効率が悪くなるだけなんですね。
私が意識している美しいペダリングのコツとは
美しいペダリングのコツはカカトの角度を変えないこと。
一番危ないのがペダルが0時の位置(つまり一番上)にいる瞬間です。何も意識していないと必ず足首の角度が狭まります。これは美しくありません。ここを美しく乗り切るポイントは、足をしっかり上に上げる事。もうちっと具体的に言うと膝を天に向けて突き上げるのです。
本当に突き上げちゃったらペダルから足が離れてしまいますが、そういう意識を持って足を下から上に持ち上げると、足首の角度が固定されて美しいペダリングに近づけると考えています。
クロスバイクではハーフクリップの効能について議論される時がありますが、ハーフクリップを付けても何も変わらないという方は、すでにペダリングができているのかもしれませんね。
私がロードに乗る時に気をつけていること
「美しいペダリングのやり方」なんて偉そうなことを書いちゃいました。
「おめーはどうなんだよ?」と言われると、本当に美しくペダルを回せているか分かりません。ごめんなさい!だって自分のペダリングを見たこと無いですし。なので自分のことをおもいっきり棚に上げて語っています(笑)
ただ、
- 膝を上げる
- がに股にならない
この2点は意識して損はないはずです。タキサイクルの店長が私のペダリングを見て指摘してきた点でもありますしね。だから私は常にカカトの角度が変わらないよう気をつけています。他にも良いコツがあったら知りたいです。
美しいペダリングの自転車をあまり見たことがないのは、そのような自転車には追いつけないからなのかもしれません。逆にがちゃがちゃしたペダリングの自転車は速くないので、追いついてしまうのでしょう。
ホント美しい人って、腰から下が何か別の生き物って感じでクルクル回っています。私もそのようなペダリングを身に着けたいです。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
こんにちは
美しいペダリングかぁ 憧れますねェ
でもいつの頃からか気にしなくなってます(^^;
「自己流で早かったら、一番かっこいいッショ」って言い聞かせて(笑)
早くは無いんですけどね(笑)
おはようございます。
なにやら緑色の髪の毛の人が頭のなかに浮かんできましたよ^ー^
私は非力だし距離も乗れないので、せめて格好だけでもとがんばってます(笑)