9Aug
私には二つの野望があります。その一つが気仙沼までの500Kmの道のりをインプレッサで帰省するというもの。
免許を取得してはや1年半。
- 千葉ニューまで気軽にお出かけできるようになりました。
- 宮野木ジャンクションにもなれて、渋滞中でもスムーズに合流できるようになりました。
- 幕張、葛西臨海水族園、お台場などの東関東自動車道周辺のポイントへ遊びにいけるようになりました。
- 鴨川シーワールドへの100kmの道路を走れるようにもなりました。
免許取りたての頃は30分も運転すれば、疲れ果ててぐったりして寝込んでいた私ですがたくさん練習しました。そろそろ気仙沼に錦の旗を立てて凱旋しても良いのではないかと考えるようになったのです。
やっぱりこの殺人的な長距離はビビります。距離531Km、所要時間8時間14分なんて表示されてますよ。こんなのムリぃ。だって鴨川に行くので限界なんだもの。
それでも気仙沼にインプレッサで行きたいなぁ。運転好きだし。そんな気持ちがふつふつと湧いてくる毎日。
そこで私はあることを実践してみることにしました。それは、
「なるべく長時間車を運転して見る練習をする」
というものです。
お金と時間の浪費みたいなものですが、安全に目標を達成するためには、出来ることからコツコツと積み重ねていくのが私のポリシー。早速チャレンジしてみましたよ。一体どのような練習をしたのでしょうか。
ぐるぐるまわれ高速道路!ユーカリが丘~大栄ジャンクション~江戸崎PA
こんなコースを走って長時間運転する練習をしましたよ!
四街道インターから東関東自動車道に入り成田方面へ。大栄ジャンクションから圏央道を通りつくばジャンクションへ。つくばジャンクションから常磐道を南下して柏へ。柏から国道16合を南下してユーカリが丘へ。
このような100Km強の周回コースを回ってみることにしました。普段は30kmぐらいしか運転しないので、100kmを走るというのは勇気がいるものです。しかも知らない高速道路。ジャンクションも2箇所も通ります。不安で仕方ありませんでしたが頑張って走りました。
いつもはここで左へ移動し成田空港に行くのですが、今回は真っ直ぐ鹿島方面へ進みます。未知の世界です。
いきなり左車線が無くなります。成田ジャンクションから先は2車線なのですね。
そしてあっという間に大栄ジャンクションに。この辺は道路も綺麗だし空いているし。なかなか走りやすいですね。
大栄ジャンクションは宮野木ジャンクションに比べたら屁みたいなものです。だけどこの時、結構なプレッシャーがのしかかっていました。
何故かと言うと長距離を走るという行為が恐ろしかったんですよねぇ。
Googleマップで予め休憩するポイントを決めておいたり、やっぱりダメだとなった時に帰還する経路なども想定したり、大好きな音楽(昔のアニソンとかTM-NETWORKとか(笑))などをかけたりしていたのですが、それでも精神的な不安が襲いかかってきます。
たまーに心臓がバクバク言ったりするんですよね。ただひたすら不安感を感じていました。
初めてクロスバイクで印旛沼CRを走った時の心境に似ているかもしれません。地平線まで続くCRの先を見て「場違いなところに来てしまった」とちょっと後悔したのを思い出しました。
こうして最近出来たばかりの大栄ジャンクションに突入しました。
東関東自動車道とも京葉道路とも違う、初めて走る片側1車線の高速道路。制限速度は時速70Kmです。後ろにお車がピッタリとくっついてきます。「あれー?私遅いのかなぁ?」と70Km+アルファの速度で走りますが、この道路の定番の速度がわからず不安が増します。でもオートクルーズをONにしたら定速で走るのみです(笑)
突然片側2車線になりました。追い越し区間と言うようです。1車線の高速道路に時々設置されているボーナスゾーンなんですね。
私の後ろでジリジリしていたお車がここぞとばかりに追い越して行きました。参考のため何キロで走ればいいのか知りたいので、後ろに付いていくことにしました。煽りではないので結構な車間距離をとって速度を同じにします。
ところでこの圏央道って車線が狭いのですが、その御蔭でインプレッサの新しい機能の恩恵をうけることが出来ました。
それはレーンキープ機能です。インプレッサが白線からはみ出しそうになった時に「ハンドルがクククッ」って勝手に動いて車線からはみ出さないようにしてくれる素敵なしろものです。
最初「ハンドルに変な力が加わってるなぁ」って気分だったんだけど、意識して使うようにしたらすごく便利。これがレボーグやS4の車線中央維持機能だったらどれほど快適なのでしょうか。羨ましすぎです。
ついに千葉の永遠のライバル茨城県に突入!ロードバイクで利根川までお出かけした時に眺めていた未開の地です。しかしまぁ、この辺は見事に何もないです。オートクルーズで淡々と走っていると何かの修行をしている気分になります。そう、ここは精神と時の部屋なのかもしれません…。
大栄~つくばジャンクション間の唯一の休憩ポイント「江戸崎PA」に到着。ここまで長かった~。
この通りトイレと自販機1個の超こじんまりとしたPAです。だけど新しいだけあって超綺麗。
時間にすれば1時間近く続けて運転していたかなぁ…。慣れている人にとってはしょうもないレベルかもしれないけど大冒険でした。車から降りると足がちょっとガクガク。体もダル~くなっていました。
何もないPAだけど30分ほどここで休憩。入念にストレッチをしたり、ウロウロ歩きまわったり、景色を眺めたりして十分な休息を取りました。おっさんなので初めてのことをするとバテちゃうのですよ。
こんなでかいSA初めて見た!江戸崎PA~つくばジャンクションの~守谷SA
十分な休憩をとったので守谷SAを目指して出発です。
突然目の前に現れる人の形。でかくて有名な牛久大仏ですね。「大きすぎてなんかキモい。」これが第一印象でした。
そんなこんなで精神と時の部屋も終わりを告げる時がやって来ました。つくばジャンクションに到着です。事前にGoogleMAPでジャンクションの構造は予習済みなので迷いませんよ!
ようこそ片側3車線。制限速度100Kmの高速道路へ!常磐道に合流です。本線は車も結構走っています。
「やっぱり中央よりも左車線が走りやすいなぁ」なんて思いながら、クルーズコントロールでコバンザメ走行展開中。ちょっとスピードが遅くてガンガン抜かれるけど、体力を温存したいので気にしないことにします。
そして守谷SAに到着。でかくてビックリ。さらに江戸崎PAから意外と遠くて2度ビックリ。
守谷SAかなり大きく、中にはイオンも顔負けの大きなフードコードがありました。お店も沢山あり色々なメニューが有ります。
せっかくなので私もここで美味しいランチを…と言いたいところですが、お腹が痛くなると困るので、併設のローソンでおにぎりを1個だけかってランチタイムを楽しみましたよ。私のランチはいつも貧相です(笑)
ここでは1時間ほど休憩しました。正直バテバテです。
高速道路の道路状況を見ると、いわきまで90分。仙台まで3時間以上とか表示されてるんですよ?無理です。今から3時間以上運転するなんてムリムリ。
「やっぱり気仙沼まで来るまで帰省するのは無謀かなぁ」なんて考えが頭のなかをぐるぐると回ります。
「運転が好きな人は納車の次の日に500Kmを走ったり、東京から大阪まで平気で乗れたりするのになぁ。」
こんな感じでブルーな気持ちになりながら、SAに集まっていた暴走族の「ぶおんぶおん」という派手な音を聴くのでした。
守谷SA~柏IC~国道16号~ユーカリが丘
余裕があったら守谷SAから東関東自動車道まで出向いて四街道ICで高速道路を降りようなんて考えていたけど、体力の限界が見えてきて到底無理。柏ICで降りて国道16号を経由してユーカリが丘にもどることにしました。
守谷SAから本線に合流します。なぜか本線に止まっている車が・・・。
柏ICまではあっという間でした。国道16号が混んでいないことを祈るばかりです。
さようなら常磐道。こんにちは国道16号。意外とクルマがいなくて、スムーズに合流出来ました。
交差点に近づくと車線が増えたりしてイロイロ案内表示がされているけど、真っ直ぐ走るだけなら国道16号って走りやすいなぁ。って思います。
注意するとしたら、
- 右左折の予定がある時は、余裕を持って早めに車線変更しておく。
- バスが左車線を塞ぐ時があるから、前方の車の動向に注意する。
- 赤でも前進の矢印が付いている信号がちょくちょくあるので見落とさない。
- 渋滞時に交差点に取り残されると悲惨だから、カルガモ走行は避ける。
- 交差点近くになると突然車線変更する車がいるから、隣の車に注意する。
- 時々すごく危なそうなオーラを出している車がいるから、近寄らない。
こんなところでしょうか。
そんなこんなで、いつもの東洋モータースクール前を通過。「ここから何度出撃したことか」アナベル・ガトーの声が頭の中で再生されます。
ときどきこの交差点そばのバス停で高校生が大量に乗り降りしている時があります。前方を走る車が一斉に右車線へ移動し始めたら要注意です。ヘタするとバスの後ろで延々と待たされることになります。
こうして距離にして約120Km程の距離を走ることが出来ましたが…。
本当にバテました。家についたらシャワーを浴びてぐったり横になってしまいましたよ。
道中は2回ほど休憩を取りました。かなり余裕を持った長時間の休憩を取りました。それでもバテバテ。
「今から90分運転しろ」
こんなこと言われてもムリだわぁって感じです。気仙沼まで変えるにはあと400Kmは走らなければなりません。先が思いやられる状況ですが、果たしてどうなるのでしょうか。
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