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インフルエンザ脳症で大学病院へ|入院当初の出来事

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インフルエンザ脳症で大学病院へ|入院当初の出来事

1月15日に インフルエンザ脳症を発症し、救急車で地元の大学病院に救急搬送されました。そして一昨日の2月8日に退院。高次脳機能障害というお土産を頂いて自宅に帰ってきました。

インフルエンザ脳症とはインフルエンザウィルスが脳に入り込み、とんでもない悪さをする病気です。中には亡くなる方もいます。大人が罹るのは珍しいそうです。

「高次脳機能障害」というとものすごいインパクトがありますが、簡単にいうと「ちょっと物忘れが多いオッサンになった」が近いイメージです。(私の場合はね。)

退院した今、幸いにもこうしてブログも書けるし、子供の勉強の面倒も見れます。日常生活に不便をあまり感じていません。

でも【現時点では車の運転は禁止! というペナルティーが付きました。

そう「WRX/S4でドライブしちゃだめよ!」という罰です。いや、この程度で済んだことに感謝すべきなのかもしれませんが・・・。

永久に運転禁止と言うわけではないのが不幸中の幸いです。今週から通うリハビリセンターの成績次第で、また運転可能となります。

今後はリハビリセンターで全快に向けて全力をつくすことになります。担当医師曰く【回復については楽観視している。 】 とのこと。希望はあります。

というわけで、ロードバイク・運転免許取得・ドライブをテーマにしてきたYouStyleですが、これからはリハビリもかねてインフルエンザ脳症で入院した時の状況と、リハビリの状況を伝えていこうと考えています。

ゴールはもちろん全快!!

そして以前、家族で遊びに行った那須高原へドライブする記事を再びUPしたいと考えています。この目標に向かって自らを励まし、前に進むためにブログを書き続けていきます。

療養記事ですが、あえておふざけ要素を入れます。

だって【悲しい・ つらい】 だけをつづっても、私自身が落ち込むし、読む人もつらいし、暗くなるでしょ?病人は病人らしく振舞っておけ!という発想の方は読まないほうがいいでしょう。回れ右をお願いします。

そもそもこのシリーズはハッピーエンドを迎える予定なのですからね。

ではさっそくおっぱじめますよ。

インフルエンザ脳症発症直後。前後不覚な私が考えていたのは・・・「この入院はブログネタになる」でした。

(↑こういう感じで記事を書きます)

転んでもタダでは起きない私。入院初期の朦朧とした意識の中で思い立ったことが、まさにこの小見出しでした。

【 今回の入院はブログネタになる。】

めちゃくちゃな発想です。命に係わる大変な事態を起こしておいて、家族の心配もよそに、ブログネタになるとか考えていたのです。そのため入院初日から経験したこと、思い立ったことをすべてノートに記録してあります。

正直いって、今読み返すと入院初期のノートは「ホラー」そのもの。バイオハザードの「かゆ・・・うま・・・」状態です。自分ながらとにかくブログのネタ集めのために、ノートに記録しようとする執念を感じます。

病院の心理の先生も、看護師さんも、私のノートに興味を持ち、食い入るように見ていきました。こんな風にノートに記録する人ってめったにいないですもんね。

入院当日の私を知る妻曰く「執念を感じた」

この記事を書いている今、妻が私に声をかけてきました。

私が救急車で運ばれた初日は、ものすごい検査の連続だったそうです。CTやら脳波やら、採血やら・・・。そして担当の先生から「後遺症が残る可能性がある」と伝えられたそうです。(この頃の記憶はゼロです)

そして治療の方針を聞かされました。

  • ステロイドパルス(恐ろしいほど大量のステロイドを3日間点滴する。)
  • そのあと一週間様子を見る。
  • 効果が見られなければ、また3日間ステロイドを点滴。さらに一週間様子を見る。

妻がステロイドと聞いて思い出したのが副作用。知り合いが、いつの間にか足を引きずるようにして歩き始める障害が残ったのを知っているのです。

だからすぐに先生に確認しました。

「副作用はあるけれども、それは最善だとお考えなのですね?」

「そうです。」

「そうですか、やむを得ないのですね…。」

そんなやり取りの後、なにも理解していない本人に会うと、ベッドの上でのんきに寝ていたそうです。

インフルエンザ脳症に罹った私を見ていた妻の談

入院1日目はそれほど長くはしゃべれなかったとのこと。

しかし入院二日目。この日、妻は【改めて恐ろしい】と思い始めたそうです。

見舞いに来た子供が「パパが同じことを聞いてくる」と不安そうに訴えてくるほど、数分ごとに同じことを繰り返し質問してくるようになっていたのです。

※私自身は、入院初日に子供が見舞いに来たことすら覚えていません※

「学校はどうしたの?」

子供が返事をしても、また少し経つと同じ質問を繰り返す私。

「学校はどうしたの?」

妻は気持ちは浮ついているけど、子供を怯えさせないように、努めて平静を装うしかなかったとのこと。

退院した今と違い、入院当初は自分が質問したことすら忘れていました。3回も4回も5回も同じ質問しているのに、初めて質問をするような態度だったそうです。

そして、必要になるかな?と、妻がノートを用意したら、すでに病室備え付けのメモ用紙に書き込みをしていたとのこと。

それが生きようとする。元に戻ろうとする執念に感じたそうです。

実はそんな高尚な思いで始めたわけではなく、ブログネタにしてやろうという気持ちで始めたノートです。1ヶ月の入院で9冊となりました。貴重な記録です。

これから、インフルエンザ脳症がどのような病気なのか、どのように回復していくのか、この先どうなるのか。など、ノートの記録をもとに書き込んでいきます。もし私と同じような方や、その家族が偶然このブログに訪れましたら、一例としてご確認ください。

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    • にゃんたろう
    • 2019年 2月 10日

    うわぁ、大変ですね!
    リハビリが順調に、完全回復をお祈りします。
    S4に早くのれるようになるといいですね。

      • 管理者
      • 2019年 2月 10日

      こんばんは!

      ありがとうございます。リハビリ施設でも頑張ります!

      ちなみに入院中でも脳のリハビリを行っていました。
      内容の詳細は後ほど、別記事に記事にまとめていきます。

      それにしても。。。こんなにレスが早くつくととてもうれしいです。
      ありがとうございます!!

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