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高次脳機能障害|努力するほどダメになる厳しい現実

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高次脳機能障害|努力するほどダメになる厳しい現実

高次脳機能障害って本当に厄介だというお話しです。

私は地味なコツコツタイプ。苦手なものは反復や予習などの努力を重ねて乗り越えてきました。高次脳で落ちた記憶力も努力でカバーすれば何とかなりそうです。

・・・ところが、そう言えるのは脳が健康だったら。なんですよね。実際はそううまくいかないのです。どういうことなのでしょうか?

努力の何が悪いのか?高次脳の奥深さ

実は今、お医者さんに注意するよう指導されていることがあります。それは

「頑張りすぎるのはNG」

ということ。

なぜかと言うと、頑張りすぎて無理をすると「テンカンを起こしてしまう」からなんです。

私は過去に一度だけですが、無茶をしてテンカンを起こし、救急車で運ばれたことがあります。その後デパケンという薬を2年間飲み続けました。

テンカンは意識を失い、口から泡を吹いて痙攣します。下手すりゃ脳にダメージを残して取り返しのつかない事態になってしまいます。その時は後遺症はありませんでしたが危険です。もうそんな目にはあいたくありません。

今の状態でテンカンは相当まずいことになりそうです。下手すりゃ脳神経内科で同室した「あついよ~」おじさんになってしまいます。だから絶対に避けなければなりません。

そんなわけで、何をするにしてもタイマーで時間を図り、一定のリズムで休息をとるようにしています。でも時々夢中になって休息を忘れるのですが…。(その場合、夕食時に嫁にめちゃくちゃ怒られています)

テンカンだけじゃない。無理をした日は記憶が悪化します。

最近はお仕事を再開しています。もちろんタイマーで時間を図って適度に休憩を入れています。無理のないペースであらかじめ立てた目標を達成すると満足感が高いです。

「あぁ以前と同じようにお仕事ができるんだ」

って感じるのはとても気分が良いですね。

だからちょっと時間をオーバーしても頑張っちゃうときもあります。するとね、忘れてるんですよ。何をどうやったのかを。すっごい不思議です。

そこそこのペースを死守して仕事をしないと、かえって効率が落ちるのに気が付きました。少し前までは限界まで活動して訳が分からなくなり、パニック状態になっていましたからね…。

中途半端な高次脳はもどかしい

頑張らないと以前のように活動できない。かといって頑張りすぎるのはダメ。直ぐに疲れて眠くなる。健康な時とのギャップが大きい。以前のような活動ができそうでできない。でも見た目は普通。

なんというか高次脳って…特に私のようにほんの一部分だけが欠けちゃっているケースだと、何もかもが中途半端なのを強く実感するためしんどいです。(すごい贅沢なことを言っているのはわかりますが正直な感想です。)

ただ、本当にほんの一部なので今だけ我慢して乗り越えたら…という希望もあります。そこに活路を見出したいです。そうじゃないと、本当にしんどいです。肉体的にも精神的にも。

なるべく早く最小の努力で最大の結果を出せるポイントを見つけ出したいですね。

…コツコツ努力家タイプの人間に努力禁止令は結構きついです。

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