17Mar

インフルエンザ脳症で退院してから1ヶ月と少々が経ちました。季節はもう春なんですね。S4のルーフに雪が積もっていたのが本気で昨日のように感じられます。
そんな半分寝ている頭をたたき起こすために、来週から千葉リハビリセンター通いが始まります。結構スパルタンなスケジュールです。
内訳は片道1時間30分もかけて、3月18日(月)から3月25日(月)まで隔日ペースで3回ほど通院です。途中、東邦佐倉大学病院にも1回通います。1週間に4回の通院メニューとなっております
高次脳機能障害の検査とリハビリって何をするの
インフルエンザで高次脳機能障害判定をもらった私の場合は、次の3つの検査と治療を行います。
- 心理検査:遂行機能、記憶力、情報獲得力、空間認知力、見当識、注意力、抑制力という7つの能力がどのレベルなのかを判定するテストです。
- ST(言語療法):失語や発音、食べる能力のリハビリ。コミュニケーション能力、認知能力のリハビリ。
- OT(作業療法):一般的な生活能力、高次脳機能障害のリハビリ。
「ST(言語療法)は関係なくね?」と、一瞬思ったのですが、どんな落とし穴があるかわかりません。やれるメニューがあるのなら、きっちりとやっておきたいです。
リハビリ第1弾は3時間にわたる心理検査
千葉リハから頂いた予定表を確認して驚いたのが、検査時間がめちゃくちゃ長い。ということです。
東邦佐倉病院で何度も受けた心理検査は1時間弱程度でした。ところが、千葉リハの心理検査は3時間もあります。3倍です。赤い彗星もびっくりですよ。
最近は「頭がズーン」や「ハァハァ息が切れる」ことが無くなっているのですが、こんなに負荷をかけては再発しそうで怖いです。コレ本気でつらいんですよ。全身がぐったりして横にならずにはいられない状態になるんです。
ちなみに心理検査を受ける直前に、血圧測定の予定が入っています。リハビリセンターとしては、頭の欠陥が切れるほどの負荷をかける気満々なのかもしれません。恐ろしい・・・。
3時間もの心理検査は何のために行うの?
あまりにも長時間の検査のため、検査メニューを伝えられた時に
「なぜこんなに時間をかけるの?」
と理由を確認しました。だって体力が持たずにグッタリする予感しかしないですから。
すると「今後の治療方針を決めるために必要な検査だから。」とのこと。
私の現状を把握して弱点をあぶりだし、どこから改善していくべきか治療メニューを決めるために必要な工程のようです。負荷をかけまくるのもテスト項目の一つなのでしょう
退院して以来、毎日がしんどいのですが、明日は一層しんどい一日となりそうです。今年1月の入院以来、心が休まる日がありません。でも改善している実感もあるので悪いことだけでもありません。
さらにいうと「どんなことをするのかな?」といった興味もあります。このような課題にチャレンジするのって大好きなんです。さらに数値とグラフで結果が確認できたら最高ですね。根っからの技術屋なので数値も大好きです。
退院して1か月たった今でさえ、日に日に頭のスイッチが入っている実感がありますし、(今日は朝からアニソンの鼻歌を歌ってました。ぶっ倒れる前に子供と一緒に見ていたマクロスFの歌です)明日の心理検査も楽しみの一つとして捉えることにします。
前向きに。前向きに。です。
半年後のお盆には「またS4で気仙沼に帰省してきました~」って記事が書けるレベルにまで復活しているかもしれません。いや、復活していると思う。復活させなくちゃ。
よし!これを目標にするぞ!!
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