21Mar

何でSIMには制限があるものと、無いものがあるのでしょう?不思議ですよね。実は裏側に大人の事情があったのです。
昔々、ドコモ、au、SofuBankなどの大手通信会社は、自分の所のモバイル機器とSIMの組み合わせしか使えないようにしていました。だけどこれは企業側の都合。ユーザーは通信会社に縛り付けられてとても不便な思いをしていました。
そこで登場したのお上の指導です。
「もっと国民に自由を与えろゴルァ!」
大手通信会社はしたがわざるを得ませんでした。
なぜお上が?
ところで、SIMと通信会社の縛りがなくなるメリットは、ユーザーだけにあるのではありません。
他のメーカーもモバイル端末を販売できるようになるわけです。これがNexus7のような【SIMフリーモバイル機器】になるというわけですね。
そしてインターネットプロバイダも「通話が出来ないけど、インターネットは使えるよ!」ってなんて安いSIMを売り始めます。(MVNOって言います)
こうして大手通信会社のSIMロックの呪縛から開放されて、ユーザーは大喜びというわけです。
大手通信会社だけが吸っていた旨味も各企業に分配されます。競争も発生します。税収も上がります。お上もニッコリです。
あらたなる悩みが生まれる
さて自由を手に入れた我々ですが、新しい悩みが発生します。それは、「どこのプロバイダを利用すればいいのか?」という悩みです。
プロバイダのセールスレターにあるカタログ値と実測値が違うのは常識。実際に使っている人の話を確認しないと、とんでもないプロバイダーと契約してしまう恐れがあります。
どこのプロバイダを利用すればいいのでしょうか・・・?
どのプロバイダを選ぶべき?
結論から言うとIIJかOCNが鉄板。若干IIJが強いか?でもOCNも負けていないぜ!ってところですね。
IIJ(IIJMIO)
https://www.iijmio.jp/hdd/service/datasms.jsp?l=0m356b
OCN(OCN モバイル ONE)
http://service.ocn.ne.jp/mobile/one/
※IIJ、OCNどちらも規定の通信量を超えると200kbpsでの通信速度となります。
IIJとOCNどがちらいい?
この両者の特徴を比べると、
- 微妙にIIJの方がお得
- オプションの工夫ができるのはOCN
こういった違いがあります。此処から先はユーザー個々の事情のほうが大きく影響するので、どちらがオススメって事は言えませんね。私もどんな使い方をするのかでプロバイダーを決めたいと考えています。
まとめ
私のような
- 通話はガラケー
- 自宅には光回線
- PCを持っている
- スマホは持っていない
このようなタイプな人って凄く多いと思います。要は「スマホの使い道がわからない」ってタイプです。PCを持っていると、スマホのような小さいデバイスを操作しようと思わないんですよね。携帯のメールですら非常に面倒でイライラするほどだからね。
そんな私がモバイル機器に興味を持つきっかけになったのが「モバイル環境からもっと手軽にブログ更新を出来ないか」というもの。ブログ更新が出来ないとしても「メモ帳代わり」でも良いです。
10インチデバイスだと大きすぎる。スマホだと小さすぎる。そこで白羽の矢が立ったのが7インチのタブレットでした。
元から通話する気はさらさら無いので、インターネットにさえ繋がればOK。そんな私にぴったりなのがMVNOのSIMフリーでした。通信費用をドコモのサイトで確認した時は、5700円/月という金額に腰を抜かしましたが、ついに1000円を切るものに辿り着いたのです。素晴らしいですね!
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