23Apr
私の美しいインプレッサちゃんがドアパンチされました。
つい先日いつものようにキーパーラボで洗車をしたんですよ。そして最後の仕上がり確認の時に、運転席側ドアの下部に白い塊が付いているのを発見したんです。
最初は「泥が付いたままじゃん」って思ったんだけど、なんか様子が違う。ふとドロの上の方に目をやると縦に白い線がひっついてるんですよ。状況が飲み込めなくてキーパーラボの人に聞いたんです。
「これ何でしょう?泥が落ちてない???」
「これはドアをぶつけられたキズのようですね」
「ぎゃーーーーーっ!!」
そうです。いつの間にかやられていましたドアパンチ。
「ふざけんな畜生めぇええええ!」
やり場の無い怒りがふつふつと湧いてきました。しかしどうすることも出来ないのです。こんな感じで美しいインプレッサのボディーにキズが入りました。よく見ると微妙に凹んでいます。
ドアパンチって何?
ドアパンチって駐車場などでドアをあけたときに、隣の車にドアが「ごつん」と当たる事故です。被害を受けた車の持ち主がその場に居なければ、当て逃げも簡単にできます。
でもねこれって「交通事故」なんですよ。警察を読んで事故証明を出してもらって、保険会社同士のやりとりに持っていかなければならない。でも停車中なので過失割合は0:100です。相手がごねたら弁護士特約発動もありえます。そのくらい重大な案件。
だから私は駐車場ではドアパンチにいつも注意を払っていました。される方ではなくて、する方にですが。私が嫁と子供のために外からドアを開けてあげていたくらいです。
ドアパンチされたらどうすればいい?
ダメージが小さいからその場で示談なんて、後の災いの元にしかなりません。
- 言った言わない
- 修理費用が高すぎる
- 払う払わない
など、一悶着起こります。だからまず警察を呼ぶべきです。そもそも「オレ当ててねぇし」ってすっとぼけるかもしれません。
「車を止める位置が悪い」「もともとキズが付いていた」なんて言う輩もいるでしょうけどいちいち相手をする必要はありません。事故の状況を決めるのは警察と保険屋さんですから。
私の場合だったら、
- 警察に連絡
- スバルの安心ほっとラインに連絡(保険屋、JAF、ディーラー担当に自動で連絡)
この2つですね。これは大きな事故の時と同じ対応です。電話一本ですべて手配してもらえる、頼もしい仕組みになっています。
ちなみに駐車場だと道路交通法の適用が出来ないとか、民事で対応とかいう情報もありますが、そういう話は置いといて、とりあえず警察に連絡が鉄則でしょう。
修理ってどのくらいかかるの?
キズが小さくても意外とお金がかかることがわかりました。
2つの点が大きく費用をふくらませる要因になります。
- 塗装の問題
- 板金の問題
よくあるが塗装の問題です。「1cmのキズだから、ここだけ塗ればいいでしょ?」って言うのは通用しません。なぜなら同じ色でも、経年劣化等で色味が違っているから。ドア1枚全部に塗装する必要が有るのです。
またダメージが大きすぎて、ドアがベコンと凹んでしまったら、ドアの板金修理や交換なども必要になってきますね。さらに修理中の代車の費用も負担しなければなりません。なんだかんだでドアパンチ1発に付き7万~15万円くらいの費用が必要と認識しています。
こんな高い弁償をするくらいなら、私が嫁と子供にドアの開け閉めサービスをしていたほうがマシです(笑)
私がされたドアパンチはこう解決しました
キズがほとんどなくなりました、目を近づけてよーく見ないとわからないレベルです。縦線も消えています。これは塗装をして修理したのではありません。
先日スバルのお客様感謝デーに出向いた時の話です。ディーラーの人に「ドアパンチされて大きな傷が付きました。タッチペンを購入したいです。」と相談したのです。
タッチペンとはちょっとしたキズに塗る絵の具のようなものです。7万なんて費用出せませんので、色をぬりぬりしてごまかそうと考えたのです。
その後しばらくすると、ディーラーの人に声をかけられました。
「磨いてみたら綺麗になりましたよ!コレならタッチペン使わないほうがいいですよ!」
「!?」
なんとキズがほとんどわからない状態になってるんですよ。コレには驚きです。キズは間違いなくドロの付着ではなかったと認識しています。それなのにどうして・・・?
理由を確認すると「コーティングされているから磨いただけで綺麗になった」なのだそうです。塗装までダメージが到達していたのは0.数ミリぐらいで、その他の大部分はコーティングの防御力で防げていたそうです。
「コーティングするとキズから車を守れる」なんてタダのセールストークだと考えていたのですが、本当に守られていたのです。驚きです。
私はスバルのウルトラガラスコーティングNEOとキーパーラボのピュアコーティングを重ねています。理由はいつまでもピカピカの車に乗りたいからです。コーティングなんて薄っぺらい膜でキズが防げるわけがないと考えていました。
でもこの時ばかりは「大切に乗りたいという気持ちに愛車が答えてくれた」なんて気持ちになりましたね。人の車に傷をつけて知らんぷりを決め込む大悪党の攻撃に耐えてくれたのです。
ドアパンチを避けるために気をつけたいこと
駐車場に停める以上避けられない事故かもしれませんが、なるべく確率は減らしたいものです。
このような事に気をつけています。
- 立体駐車場はなるべく最上階付近に止める
- 入口から遠い駐車場を狙う
- 傷がついた車のそばには停めない
- 汚い車のそばには停めない
他にもチェックポイントがあったら知りたいですが、ホントドアパンチは勘弁して貰いたいものですね。
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