7Sep

まさか9ヶ月たっても歯が治りきらないなんて・・・。超後悔中です。
「歯がいてぇ~。噛めねぇ~。胃がいてぇ~。」
今年の初め頃から歯の治療中なのですが、ずっとこの調子。9月になってようやくひと段落ついたところですが、その間ずっと歯痛と胃痛に悩まされ続けました。ホントまともに噛めないというのは辛いですね。
しかし、歯の治療に9ヶ月近くもかかったのはなぜだと思いますか?そこには今まで積み重ねてきた手抜きの総決算が待ち構えていたのです。
虫歯に慣れっこにになった人間の行く末
私は今までに永久歯を3本抜いています。
1本目は右下の一番奥。2本目は左上の親知らず。3本目はつい先日抜いた左上の奥歯(最奥の一本手前)
44歳という年齢にしては抜いている本数は多いでしょうか?私は歯磨きが下手くそで、学生時代からちょくちょく虫歯になっていたのです。虫歯が多すぎなせいか治療にも慣れっこになりました。
「どうせ神経抜いちゃえば痛くないし、金属をかぶせてしまえば平気でしょ。」
このように感覚が麻痺しているところもありました。この後悲惨な未来が待っているとも知らずに。
すべての始まりは右下の奥歯から
20年前の学生時代に右下の最奥歯が虫歯になり、神経を抜きました。
その虫歯の治療がうまく行かなかったのか、十数年後に根っこに膿を持つようになったんですよね。ぽつんと歯茎が腫れるようになる時がありました。
腫れは痛いのですが、指でぎゅっと押すと破れて膿が出ます。腫れが引くと自然と痛みもおさまりました。
「膿が出れば痛みも収まるし、歯医者には行かなくてもいいか」
めんどくさがり屋の私はこう考えて、のんきに数年を過ごしていました。しかしある日を堺に歯茎が異様なほど痛み始めるのです。
「うげぇ~痛ぇ~。今までの痛みとは違う。もうだめだ歯医者にいかなくちゃ」
診断してもらった結果、歯茎の肉が下がってしまい、奥歯の根っこの内側に食べ物のカスがたまっているとのこと。
「歯の裏側に・・・?ゴクリッ!」
想像してみてください?ぞっとしませんか?歯の根っこに食べ物が入り込んでるんですよ?歯茎はかなりガバガバな状態になっているのでした。
歯の根っこの裏側に食べ物が入り込んだ時の治療法
食べ物が歯の根っこと歯茎の間に入り込んでいる時の治療は簡単です。
器具で掻き出すのです!
「ぎゃあああああああ!いてぇぇええええ!!!!」
根っこの裏なんて普段刺激される場所ではありません。そこをグリグリされるわけですから、悶絶です。口の中は血だらけですよ。
しかもこの治療は終わりがありません。なるべく右で噛まないようにしていても、1週間もすればカスが溜まるのです。つまり、週に一度は歯の根っこのお掃除です。
悶絶治療が終わる時
終わりのない治療・・・と思っていたものが、ある日突然に終わりました。
それは、右の奥歯が割れてしまったのです。丈夫な奥歯が割れるなんて事はありえないのですが、
- グラグラ歯茎
- 削りまくって薄くなった歯
- 土台と比べて大きすぎるかぶせもの
この3つの奇跡が重なりあうと奥歯を粉砕してしまうパワーが生まれてしまうのです。ある日「パキン」という音がして、根っこから割れてしまったのでした。もう抜くしかありません。
それは「もう歯の根っこの裏の掃除はしなくていいんだよ」という神の思し召しのようにも感じました。数年前の出来事です。
次は左上の奥歯が砕ける
奥歯が無くなると噛む力落ちます。自然と左側で噛む癖がついていました。
実は左上にも虫歯が進行して、かなり大きい被せ物をしている奥歯があったのです。これが今年の冬に逝きました。ええ「パキン」という音もしましたよ。
指で触るとグラグラと歯が動くのに、引っ張ってみても歯が抜けないんですよ。面白いですね!根っこから折れてるなんて思いもしなかったのですが、歯医者で見てもらったら「折れてるから抜きましょう」ですって・・・。
左上にブリッジ装着
抜いた左上の奥歯は、最奥から1本手前です。ここにブリッジという技法で歯を入れる事になりました。
抜けた歯の両側の歯の頭を削って、橋をかけるようにするわけですね。お値段は1万円以上するのですが、入れ歯と違ってガッチリと固定するから手間いらずです。
蓋を開けたらびっくり仰天
左上の奥歯は全部虫歯の治療後が有ります。
かぶせものをしてあるのですが、ブリッジをかけるためには一旦被せ物を外す必要があります。外してみたら見事な虫歯を発見。被せ物の隙間から虫歯が進行することがあるそうなのです。
大きな虫歯で神経を抜くことになりました。根っこの治療も必要です。本来ならブリッジを入れる工程は、
- 両サイドの頭を削る
- 土台の型を取る
- 土台をはめる
- 被せ物の型を取る
- 被せ物をはめる
このように1ヶ月もあれば終わるものですが、根っこの治療が入るとそれだけで倍の期間が必要になります。さらに運の悪いことに、この時期に気管支炎にかかってしまい、治療を中断せざるを得ませんでした。
右奥は1本抜いたためまともに噛めない。左上は根っこの治療中・・・。数ヶ月間まともにモノが噛めない期間が続きました。どんなにゆっくり噛んでも、胃痛が続くようになったのです。
左下の爆発
季節は夏。ようやく左上にブリッジが入りました。
「あぁこれで胃痛から開放される。」
そう思った矢先でした。左下の奥歯が痛み始めたのです。なんということでしょうか。今までまともに使っていなかった左側で噛めるようになったため、左下の爆弾が爆発したのです。
実はこの奥歯、数年前からたまーに痛む時がありました。でも数日ほどすると自然と治っていたんですよね。だから放置していたのですが、コレが良くなかった。
「痛むけど自然となおる」
これって、見えないところで確実に虫歯が進行しているんです。知らないうちに歯の神経が死んでボロボロになってるんです。ここも被せ物をしていたのですが、外してびっくり仰天超巨大虫歯がこっそりと進行していました。
即歯の神経を抜かれたのですが、中の状態よっぽどひどいのか、いつもと治療法が違っていました。そして麻酔が切れた後、2日ほどめちゃくちゃ痛い思いをしました。歯の神経を抜いた後に痛む経験はしたことがないので、かなり不安になりましたね。
開放されたと思った途端、さらに胃痛地獄の延長です。ホント勘弁して欲しいです。身から出た錆なんで自業自得ですが・・・。
右下にもブリッジを装着しよう
9月になって左下奥歯の治療も終わり、平穏な日常を送れるようになりました。
半年以上ろくに使えなかった左側で、遠慮無く噛めるのは不思議な気持ちがします。嬉しいです。
治療を終えた時に歯医者さんがこう言ってくれました。
「右奥もブリッジ入れたほうがいいね」
来月からまた歯の治療が始まります。右下も被せ物がしてあります。蓋を開けたら・・・・。あぁ恐ろしい!
一件落着と思ったのですが・・・地獄はまだ続くのでした。
↓
この後も次々と歯が砕ける恐怖
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