3Dec
実は日曜日に佐倉のタキサイクルに行ってみたんです。
ここはロードバイクとマウンテンバイクの専門店で、クロスバイクを買いに行くと説教されて追い出されるという噂のあるお店です。
初心者がスポーツ自転車を買うために絶対必要な事は、良いお店と巡りあうこと。だから、ネット(というか2ちゃん)では散々なコメントが付いているタキサイクルを自分の目で確認したいと思ったのでした。
実際に足を運んでみたらとても良いお店だったら・・・、大損ですものね!
ネットで得た情報
- クロスバイクを買おうとすると店を追い出される
- 1時間説教をされる
- 常連の相手ばかりで一見さんに冷たい
これがネットから得たタキサイクルの印象です。なんというか昔の秋葉原のDOS/Vパーツ店のよう。
オタクが店を持ってオタク常連を相手に商売を楽しんでいるイメージでしょうか。知識のない初心者と話をしても時間の無駄的な・・・。なんとなく懐かしい空気を感じました。私もPCオタクだったので雰囲気が容易に想像できます(笑)
一応頭の中にはタキサイクルが取り扱っているキャノンデールが浮かんでいるのですが、お店の雰囲気が本当にこんなだったら臼井のセオサイクル(私がいつも行ってる自転車屋さん)でスペシャライズドを選択する覚悟でした。
お店に入ってみた
「こんにちはーーーー!」
颯爽とお店に入ってみました。中は非常に綺麗です。ちょいと店内を見回そうとすると、直ぐに店のおばちゃんが声をかけてきました。店長はカウンターで接客中のようす。
しばらく放置プレイされるのかと思っていたのですが、すぐに声をかけられて驚きました。
おばちゃんと話をして1分もしないうちに、店長ともお話が始まりました。噂の説教というやつでしょうか。
コレが説教??
確かに話は長かったのですが、スポーツ自転車をこれから始める人なら知っておいたほうがいい情報が大半に感じられました。
話の内容はこんな所です。
- スポーツ自転車は保管場所が必要でスタンドは付かない
- 同じ型番の自転車でも組み立てるショップによって完成品の性能が異なってくる
- 自転車は買ってオシマイではなくて、買ってからが長い付き合いの始まり
- お店の実力がどの程度あるのか
- 自転車メーカーの実力の違い
- 代金に見合った価値のある自転車とはどういうものか
- フィッティングの重要性
- メンテナンスについて
- おすすめの自転車はコレ!
- 値引きの話
- 自転車以外に買い揃えるものの見積もり
クロスバイクでスポーツ自転車の門をたたき、本格的にロードに進もうと考えた私にとっては、合点の行く話ばかりでした。これが説教?とんでもない。スポーツ自転車に対するショップの熱い想いを聞かせてもらえて、非常に有意義な時間を過ごせました。
「ネットの噂とは全く違う。ショップの信頼度が滅茶苦茶上がった!」このように感じました。
おすすめの自転車は
「20万円」これが私がお店に伝えた予算です。そんな私におすすめの自転車は・・・?
はい【キャノンデールCAAD10 5】出てきました!
「やっぱりこれかー!これだよなーーーー!!」かっこいいし、評判もいいし、お値段も手頃だし。というか20万円ってCAAD10想定しての予算だしね!
ちなみに自転車以外に必要なものは、値引きの差額で用意出来ちゃいそうです。
CAAD10の実物を持たせてもらった
お店に入った時には気が付かなかったんだけど、店の入口にCAAD10がディスプレイされていました。
カラーは黒。呆れ返るほど美しいです。ため息が出ます。
「かっこいいいいいいいい」
魂が自転車の引力に引き寄せられて行くのが分かります。
「ちょっと持ってみてください。」
何故か最初に持たせてもらったのが店長自慢のSUPERSIX EVOというやつ。
「はわわわわ。軽いですぅ」
異様なほど軽い自転車でした。なにこれ。私が仕事に出かけるときのカバンより軽くないですか?
その次にCAAD10を持ってみました。
「ちょっと重い!」「え?」
そうです。自転車を持つ順番が逆でした。SUPERSIX EVOよりも先にCAAD10を持っていれば印象が違っていたでしょうけど・・・。店長コレは失敗ですよ!(笑)
まぁ自分のクロスに比べたら雲泥の差ですけど。クロス持ってなかったら「軽いと言ってもこんなもの?」ってなっていたかもしれませんね。なにせ比較対象が100万以上の自転車ですから。
まとめ
ネットは調べ物するのには非常に便利だけど、最終的には自分の目で確認する必要がありますね。
悪い噂しか目にしなかったタキサイクルでしたが、スポーツ自転車に対する姿勢がよく分かりました。「ロードを買うならここしかないでしょ!?」という気持ちになっています。
非常に信頼度の高いショップという印象ですね。きっと近いうちにここへ自転車を買いに行くことでしょう。
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