13Dec
風が滅茶苦茶吹いている中、CAAD10を受け取りにタキサイクルに行ってきました。
ギアチェンジの仕方、タイヤの空気の入れ方等々教えてもらった後、早速自宅までの4キロ強を恐る恐る走りました。
時間は16:00を過ぎていて暗くなってきているため、印旛沼サイクリングロードは通らずまっすぐ296沿いを帰ってきたわけですが、それでも今乗っているシラスSPORTの違いがはっきりと分かりました。
「クロスバイクと、ロードバイクって違うんだ」
こう感じてしまった、初心者丸出しのインプレをしてみます。
やっぱり軽いよこの車体
前回、SUPER SIXの後にCAAD10を持った時は「ちょっと重いかな?」なんてバカな印象を覚えてしまっていた私ですが、今回あらためて持ってみたら「すげぇ!軽い!」という印象を持ちました。やっぱりCAAD10は軽いんですね。
シラスSPORTとは雲泥の差でした。今まではシラスも軽いなぁなんて感じていたんですけどね・・・。変ですねぇ。
風にあおられる
今日は強風だったわけですが、横風の影響を強く感じました。乗っていて自転車が飛ばされそうな感覚は初めてです。
交差点で自転車から一旦降りた後、乗ろうとして右足を上げたとたん風に煽られて、自転車が飛んだのにはびっくりです。もちろんハンドルは握っているので、ハンドルを軸にして自転車がひらひらとはためくような感じになったのですが、これ危ないですね!ここまで軽いと風も気をつけないと周りにも迷惑がかかってしまうし、自転車も壊れてしまいます。
初めてのドロップハンドル
初めてCAAD10にまたがった時の感想は「ドロップハンドルが遠い。ブレーキをかけづらい。」でした。
普段はブレーキの根っこの所(ブランケットと言います)を持つように言われたので、そこを持ちながら乗っていたのですが、どうも心もとないんです。
クロスはフラットなハンドルなのでブレーキをしっかりと握りやすいんだけど、ブランケットは完全にブレーキが握れない。「これじゃぁいざという時危ないんじゃ??」と感じてしまいました。
とりあえず指三本をブレーキの上に置いておけば、それなりに握れるようなのですが・・・・。
クロスよりロードのほうが体勢が楽だった
自宅についてから気がついたのですが、サドルの高さとハンドルの高さが偶然にも、クロスバイクとほとんど同じでした。コレには驚き。
だけど、ハンドルの位置はロードバイクのほうがはるかに遠いのです。
これだと自然に前傾姿勢になるわけですが、私はこの前傾姿勢を楽に感じていました。クロスバイクだと姿勢を低くしようとすると、腕が外に曲がってしまい窮屈だったのですが、ハンドルが遠く親指が上に来るロードはすごく楽。すごい自然な印象を受けました。
やはりプロショップだけあってフィッティングの腕が相当良いのでしょう。いきなりのの満足な乗り心地を味わえて果報者です。
結局54サイズが私にぴったりだったのです。心配だったトップチューブをまたぐのも全く問題なしでした。もしフィッティングせず股下だけ測って販売するようなお店で買っていたら・・・・。きっとシラスの時と同様に窮屈な思いをしていたでしょうねぇ。だって私の腕は人よりだいぶ長いのですから。
おしりが痛くない
たったの4Kmしか走っていないのですが・・・明らかにクロスバイクの時よりもお尻の様子が違っていました。
なんというかいつもと同じ道を走っているんだけど、お尻に伝わる衝撃が全く違うんです。クロスバイクだと路面のガツガツした感触がダイレクトに響いてくるんですが、CAAD10だと衝撃がまったり、柔らかいんです。
「あぁこれが噂のアルミなのに、カーボンぽいってやつなのかなぁ」って感じました。
私みたいな初心者ですら違いが分かるのです。かなりの驚き。CAAD10は相当いい自転車です。これなら疲れずに長距離を乗れそうな予感がします。
さかのぼりの性能はクロスが上?
ロードの後輪の歯車ってみんな小さいですよね?
大きい歯車のほうがペダルを軽く回せて、坂道が登りやすくなるので「ロードだと坂道が辛くなるのかなぁ。やっぱクロスのほうが楽なのかなぁ」って心配していました。
そこで、ちょっと急な坂を見かけたので「えいや!」って登ってみたのですが・・・。
「なにこれ!クロスより登れるんですけど!」と、びっくり。こんなことってあるんですね。歯車が小さいロードのほうが楽に登れちゃうんです。
エンジンの性能はたかが知れているのであっという間に「ぜぇはぁ」状態になるわけですが、それでも坂道のスピードのノリには驚きました。ちょっとこの自転車反則でしょう。
どこまでスピードが出るの?
男なら試してみたい最高速度ですが、薄暗いのでスピードは出しませんでした。あくまでも安全運転です。
ただちょっとだけクルマがいない時に、少しペダルを回してみました。なんというか、速度が上がるにつれて前に吸い込まれていくような印象を受けました。まるで自転車が「もっと踏んでくれ!」と言っているかのようです。
これはやばい誘惑ですね。シラスの時には全く感じなかった感覚でした。
ロードバイクで感じた恐怖
一つだけ怖かったことが有りました。それはブレーキとギアチェンジを一瞬間違えたことです。
CAAD10のギアはブレーキレバーを内側に押し込んで変えるのですが、まだ慣れていないせいで、ブレーキをかけようと頭では考えているのに、間違ってギアチェンジしてしまったのです。
一瞬のことでしたが、コレは命にかかわることなので、慣れるまでは徐行運転で行ったほうが良さそうです。握り方もいまいちだし。
まとめ
初ドロップハンドルにおっかなびっくりで、ゆっくりとした4Kmの道のりでしたが、ロードバイクの凄さの片鱗を垣間見ました。もっともっと乗り回したくて仕方がありません。
とっても優しい乗り心地はまるでソファーに座っているかのようです。アルミでこれだったらカーボンだったらどんなことになるのでしょうか。(ちょっと大げさすぎるかな(笑))
だけど、ギアのアップダウンに全く慣れていないし、ブレーキすら戸惑ってしまう状態。またブランケットを持つことへの不安もあるので、しばらくは体を馴染ませる必要がありそうですね。
「日曜日は印旛沼でレーパンデビューしたいなぁ。」なんて考えるとワクワクが止まりません。
自転車に慣れたらビンディングを付けて、タキサイクルの朝練に出たいなぁなんて野望も持っています。あー夢が広がる~~。こんなワクワクした感覚は何十年ぶりでしょうかねぇ。
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